枝毛のケアの方法とは?原因やおすすめのシャンプー方法も解説

掲載日:2020.08.03 更新日:2020.08.03

この記事の監修 アンファー株式会社

「枝毛が気になるけどケアの方法が分からない…」という方も、いるのではないでしょうか。そこで今回はおすすめのケア方法や枝毛ができるメカニズム、原因についてもご紹介します。シャンプーやトリートメントの見直しや、ヘアオイルの使用などヘアケアに気を付けることで、枝毛を対策することができますよ。

枝毛のメカニズムや原因とは?

ふと毛先を見ていたら枝毛ができている、と気付くことがあるのではないでしょうか。髪の毛が傷んでいるとは分かりますが、そもそも枝毛はなぜできてしまうのでしょうか?枝毛ができるメカニズムや原因について解説します。

枝毛ができてしまうメカニズム

枝毛は、髪が乾燥し、繊維が裂けることでできてしまいます。髪の毛はダメージを受けると表面にあるキューティクルが剥がれてしまいます。結果、内部に蓄えられている水分が失われて乾燥し、枝毛に繋がってしまうのです。

【知っておきたい】枝毛と切れ毛の違い

枝毛と切れ毛、どちらもキューティクルが剥がれ、髪が弱ることで起こります。
枝毛は、毛先部分が枝分かれし、髪が裂けやすくなることで発生します。
一方、切れ毛は少し引っ張ったり、ブラッシングしたりするなど刺激を与えることで髪がプツンと切れることを指します。

枝毛の原因とは?

枝毛ができる原因には、以下のようなものがあります。

  • 濡れたままで放置する
  • ブラッシングの仕方
  • シャンプー・トリートメントが合っていない
  • カラー・ブリーチやパーマによるダメージ
  • 紫外線
  • 生活習慣の乱れやストレス
など

シャンプー後、濡れたままの髪の毛はキューティクルが開いています。そのままの状態で放置することにより、キューティクルが剥がれやすくなり、結果枝毛の原因にもなります。
無理に引っ張るようにブラッシングをする、合わないシャンプー・トリートメントを使う、カラーやブリーチ、パーマなどをかける際のダメージによっても枝毛ができやすくなります。
また、紫外線を受けるとキューティクルが脆くなります。食生活が悪く栄養がきちんと摂れていないことでも、髪が乾燥して枝毛の原因になることがあります。

おすすめの枝毛ケアの方法

枝毛ケア

枝毛をケアするためには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。ケアの仕方について詳しく解説します。

髪を優しく洗い、濡れたまま放置しない

髪が濡れている状態ではキューティクルが開いているので、少しの刺激を与えることでも損傷させてしまう恐れがあります。シャンプーする時には、優しく洗い、髪を傷つけないようにしましょう。
また、キューティクルは乾くことで閉じる性質を持っています。開いた状態のまま放置すると、髪の内部にある水分が蒸発してしまいます。水分が逃げださないうちに素早くドライヤーで乾かすことで、乾燥を防ぐことができるでしょう。

ブラッシングは乾かしてから

濡れた髪はキューティクルが開いているため、その状態でブラッシングをすると髪の毛を傷める原因になります。 ブラッシングは、必ず乾いてから行いましょう。
髪の毛の絡みが気になるのであれば、少しずつほどきながらブラシを入れることで傷みにくくなります。いきなり根元からブラシを入れるのではなく、毛先部分から丁寧にほぐしていきましょう。

また、ナイロン製のブラシは静電気が起こりやすく髪にダメージを与えがちです。動物の毛を使ったものや、つげの櫛などを使うことで枝毛予防に繋がるでしょう。

シャンプー・トリートメントの見直し・ヘアオイルの使用

シャンプーは、髪が濡れている状態で行うため、髪をこするなど、少しの摩擦でも刺激となり傷んでしまうこともあります。切れ毛が多い場合には、シリコン入りのシャンプーを使うことで摩擦を和らげる効果が期待できます。

また、トリートメントは髪の内部に栄養分を吸収させ、外側からもコーティングしてくれます。日々のヘアケアに取り入れることで、枝毛予防が期待できます。
枝毛ができる髪の毛は乾燥している状態ですから、潤いを与えるためにヘアオイルを使うのもおすすめです。洗髪してタオルドライをした後につければ、ドライヤーの熱からも髪を守ることができます。特に枝毛が発生しやすい毛先を中心につけるとよいでしょう。

カラー・ブリーチやパーマの周期を遅らせる

カラーやブリーチ、パーマをかける際は、薬剤を使うため髪が傷む可能性があります。繰り返し施術を行うことで傷みが進行し、枝毛の原因になることもあるでしょう。

これまで2ヶ月に1回行っていたのであれば、3ヶ月に1回にするなど、かける周期を遅らせることで、ダメージを減らすようにしましょう。
施術後のヘアケアを丁寧に行うことでパーマを長持ちさせ、カラーを褪色しにくくすることも期待できます。

帽子や日傘を利用して、紫外線を避ける

顔や腕など紫外線対策を行う人は多いと思いますが、髪に対して紫外線ケアはしていますか?髪も肌と同じように紫外線でダメージを受けるので、紫外線ケアを行いましょう。

帽子は手軽な対策グッズですが、髪の毛が長い場合、毛先部分を紫外線から守れない場合もあります。また、暑い時期は蒸れてしまい、頭皮環境を悪化させてしまう可能性も考えられます。メッシュになっているような通気性のよいものを使うなど工夫をしましょう。
髪の毛が長い人は、日傘も有効です。蒸れることもありませんし、毛先までケアすることができます。

気軽に使用できるものとしておすすめなのが、髪用のUVスプレーやUVカット効果のあるシャンプーです。髪だけでなく頭皮も紫外線から守ることができます。

規則正しい生活習慣

生活が乱れることで髪が乾燥を引き起こし、枝毛に繋がることがあります。自分の生活習慣を見直してみましょう。

タンパク質は髪の主成分であるケラチンの元となる栄養素です。卵や魚介類、大豆製品から摂ることができますから、積極的に取り入れましょう。
女性はホルモンバランスの影響を受けやすいと言えます。バランスが乱れることで頭皮の乾燥を引き起こし、枝毛になることもあります。
ホルモンバランスを整えるために、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを摂るのもおすすめです。豆腐や味噌、納豆などに含まれています。毎日のレシピに加えてみましょう。

また、適度な運動を習慣づけるのも大切です。体を動かすと血行が良くなり、髪に必要な栄養を頭皮に行き渡らせることができます。頭皮は毛細血管で特に栄養が届きにくい場所ですから、血行不良にならないよう気を付けましょう。ストレッチやウォーキングは運動不足解消とともに、ストレス発散にも繋がり一石二鳥でしょう。

枝毛を予防するために、まずはヘアケア方法からチェックしよう!

ヘアケア

枝毛ができるメカニズムや原因についてご紹介しました。
枝毛予防のためには、洗髪の際には優しく洗いしっかりと乾かすことや、ブラッシングは乾いてから行う、シャンプーやトリートメントを見直し、ヘアオイルを使用するなど、毎日のヘアケアを見直すのがおすすめです。

また紫外線は一年中降りそそいでいるため、夏以外の季節も対策することが大切です。日傘やUVスプレーなどを上手に活用し、紫外線から髪の毛や頭皮を守りましょう。

食生活や運動習慣、ストレス発散など、何気なく行っている生活習慣も枝毛の原因になっていることがあります。自分の生活を一度見直し、改善するのもよいでしょう。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。