ツヤ髪の作り方教えます!すぐに実践して理想のツヤ髪を目指そう

掲載日:2020.11.09 更新日:2020.11.09

この記事の監修 アンファー株式会社

髪質は対面時の印象を左右する重要な要素。ツヤ髪になれれば、清潔感や印象面でプラスになること間違いなしです。そこで今回は、ツヤ髪を自宅で作る方法をさまざまなアプローチからご紹介します。今日から実践して、理想のツヤ髪を目指しましょう。

パサパサ髪になる原因とは?

誰もが憧れるツヤ髪ですが、何もケアしないだけではかえってパサパサになってしまいます。パサパサ髪になる原因を知る前に、まずは髪の毛の構造を見ていきましょう。

髪を構成する要素は3つ

髪の毛は最も外側のキューティクル(毛小皮)、その内側にあるコルテックス(毛皮質)、芯であるメデュラ(毛随質)に分かれています。

髪のツヤはキューティクルの状態に左右されます。キューティクルはうろこ状をしており、熱や乾燥、摩擦に弱いのが特徴。ドライヤーの仕方や洗髪方法、紫外線などのダメージによって剥がれてしまうことも。抜け毛や切れ毛の原因にもなるため、十分なケアが必要です。

キューティクルが傷つくと、髪の太さや硬さなどの髪質を決めるコルテックスの成分が流れ出してしまいます。コルテックスはメラニン色素を含むため、カラー剤やブリーチなどの影響を受けやすいとされています。コルテックスが失われると内部が空洞になるためスカスカになり、水分調節機能が損なわれて乾燥が進んでしまいます。

パサパサ髪の主な原因

髪がパサついてしまう原因は大まかに2つに分けられます。
一つはヘアアイロンやドライヤーなど、高すぎる熱や乾燥によるもの。髪の水分や油分が乾燥してしまい、キューティクルが開いてしまいます。また、髪をとかす際のブラシによる摩擦もダメージのひとつ。髪を触ったときにひっかかったり手触りが悪かったりする場合は、この物理的なダメージが原因と考えてよいでしょう。

2つ目は、カラー剤やパーマによる化学的なダメージ。髪の内部が傷んでしまうため、枝毛や切れ毛、チリチリになる、髪の弾力がなくなるなど、切らざるを得ない状態になってしまうこともあります。

ツヤ髪の正しい作り方やポイント1.正しいシャンプー選びとヘアケア

ツヤ髪の正しい作り方

キューティクルを保護してツヤを作るためには日ごろのヘアケアが重要になってきます。ツヤ髪に必要な3つの要素をご紹介いたします。

  • 頭皮環境に合わせた洗浄力のシャンプーを使う
  • 正しい洗い方を実践する
  • 正しいブロー方法でしっかりと乾かす

頭皮環境に合わせた洗浄力のシャンプーを使う

シャンプーを選ぶ際に重視したいのは洗浄力。洗浄力が強すぎると、髪の潤いを奪ってしまい乾燥しかねません。パサついたり、きしんだりしないようなシャンプーを選びましょう。

また、自分の頭皮に合わないシャンプーを使っていると、頭皮の状態に悪影響を及ぼす場合もあります。トリートメントとコンディショナーをうまく活用することも欠かせません。自分の髪の状態を見極めて、適切に使い分けましょう。

正しい洗髪を実践する

ツヤ髪を作りにはシャンプーの仕方にも注意を払う必要があります。

  1. 1.ブラッシングで汚れを落とす
  2. 2.予洗いを忘れずに
  3. 3.シャンプーは泡立てて毛先から
  4. 4.洗い残しに注意してすすぐ
  5. 5.トリートメントはコームで

髪を洗う前のブラッシングや予洗いで汚れのほとんどを落とすことができることは、あまり知られていません。ブラッシングで髪のほつれを直し、ぬるめのお湯で髪の内側までしっかりと予洗いしましょう。

シャンプーを手に取ったら、まずはしっかりと泡立ててから毛先にのせていきます。爪は立てずに、指の腹を使って頭皮をマッサージするような感覚で洗いましょう。頭皮を傷つけてしまうと炎症の原因になりかねません。
洗い残しがないようにしっかりとすすぐことも大切です。毛の流れを整えながら、優しく洗い流しましょう。耳の後ろや襟足はシャンプーが残りやすいため忘れずに。

トリートメントはコームを用いるとより効果的。パサつきやすい毛先を集中的に補修しましょう。つけてから3~5分後に洗い流します。

正しいブロー方法でしっかりと乾かす

正しい洗い方を実践したら、今度はブローの方法を確認しましょう。

  • タオルドライは丁寧に
  • アウトバストリートメントを活用
  • 根元から先端にかけて乾かす
  • 後ろから前にかけて乾かす
  • ブラシで巻くようにブロー

濡れている状態の髪はキューティクルが開いているため、タオルドライの際にゴシゴシと強くこすってしまうと、かなりのダメージを与えてしまいます。タオルで頭を包み込むように押さえて根元の水分を切った後は、挟み込むように毛先を乾かします。

ドライヤーの前にはアウトバストリートメントで髪を守りましょう。キューティクルに沿うように梳かして、栄養の流出を防いでくれます。

ブローのコツは根元から毛先に向かって流れを意識すること。根元を軽く乾かしてから、熱を分散するように毛先へ向かいます。熱くなりすぎるとダメージになるため、1か所に集中しない・20cm以上離すなど、ドライヤーの使い方に注意です。

髪がある態度乾いたら、髪の内側からブラシで巻くようにすべらせ、引っ張るように乾かすと効果的。最後にドライヤーを冷風に変えて、表面を整えるようにブローします。キューティクルを引き締め、ツヤ髪に近づく大切な工程です。

ツヤ髪の正しい作り方やポイント2.髪に良い食べ物を摂取する

ツヤ髪の正しい作り方

ツヤ髪を作るには生活習慣を整えることも大切。髪のハリやコシに必要な栄養素をしっかりと摂りましょう。

髪の健康に必要な栄養素

  • タンパク質…大豆製品、卵、肉 など
  • ビタミン…レバー、魚、乳製品 など
  • 亜鉛…赤身肉、牡蠣、うなぎ など

髪の主成分はケラチンという成分でできています。ケラチンはタンパク質を原料に合成されるため、積極的に摂取するとよいでしょう。

また、体内でタンパク質を合成する際に必要なのがビタミン。特にビタミンB群は髪の成長を助けるとされ、ビタミンEは髪のハリを整えるとされています。

亜鉛はケラチンを生成する際に必要な栄養素で、ストレスや疲労などでも失われてしまうため意識して摂るとよいでしょう。

髪のパサつき改善に必要な栄養素

  • イソフラボン…納豆、豆腐、豆乳など
  • 鉄分…ほうれん草、魚など
  • オメガ3脂肪酸…くるみ、えごま油、青魚など

髪のツヤを維持するには髪自体の栄養も大切ですが、女性ホルモンや血行などの要素も見逃せません。女性ホルモンであるエストロゲンが不足すると、髪が細くなってしまい抜け毛につながることも。そこでイソフラボンとその副産物であるエクオールがおすすめです。女性ホルモンに似た働きをするため、積極的に摂るとよいでしょう。

鉄分やオメガ3脂肪酸は頭皮の血行に働きかけると言われています。血行が良くなると髪に栄養が届きやすくなるため、ハリやコシを維持するためには大切な要素と言えるでしょう。

ツヤ髪を作るには日々の習慣から始めよう

ツヤ髪を作るために重要なのは日々のヘアケアであることを紹介しました。
髪の洗い方やブローの仕方、食生活を整えることで髪をダメージから守ることができます。
キューティクルが傷まないこと、キューティクルが傷んでしまったらしっかり補修することが大切だと言えるでしょう。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。