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女性の頭皮が荒れる原因とは?改善策や抜け毛との関係性も解説

掲載日:2020.03.12 更新日:2022.11.08

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

頭皮も顔などの他の肌と同じように、肌荒れを起こすことがあります。頭皮の荒れは放置してしまうと、炎症などの頭皮トラブルを引き起こすだけではなく、抜け毛や薄毛にもつながるので注意が必要です。そこで今回は頭皮の荒れの原因や、それによって引き起こされるトラブル、改善方法をご紹介します。

女性の頭皮が荒れる原因・頭皮の疾患例とは?

頭皮の荒れが起こる原因には様々なものがあります。ここでは、炎症を伴う主な頭皮の荒れの疾患5つを解説します。

  • 原因①脂漏性皮膚炎
  • 原因②膿痂(のうか)湿疹
  • 原因③接触性皮膚炎
  • 原因④乾燥(皮脂欠乏性皮膚炎)
  • 原因⑤アトピー性皮膚炎

原因①脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は比較的若い人に多い皮膚炎です。頭皮の皮脂が増えることが原因で、皮脂を栄養とする「マラセチア菌」が増殖し、炎症を起こします。
マラセチア菌が分泌する皮脂分解酵素リパーゼにより、皮脂が分解され、皮脂が分解されると頭皮を刺激する遊離脂肪酸という炎症物質に変わり、湿疹やかゆみといった症状を起こすのです。

さらに角質がはがれやすくなり、フケの原因にもつながります。

脂漏性皮膚炎の原因としては、体質のほかに不規則な生活が挙げられます。寝不足やストレス、脂肪の多い食べ物は頭皮の皮脂の過剰分泌を招き、脂漏性皮膚炎を起こしやすくしてしまうのです。また、紫外線によるダメージは、脂漏性皮膚炎を悪化させてしまう可能性が高くなります

原因②膿痂(のうか)湿疹

膿痂湿疹は、頭にできた傷に細菌が入り込むことで起こる湿疹です。人の頭皮は傷つきやすく、例えば爪で少し強い力で引っ掻いただけでも傷ついてしまいます

また指先や爪についた細菌や空気中の細菌が入り込み、炎症を起こします。膿痂湿疹になると、とても分厚いフケができやすくなり、不潔な見た目になりがちです。

膿痂湿疹は病院で早めに薬をもらって治すようにしましょう。

原因③接触性皮膚炎

接触性皮膚炎とは、頭皮のかぶれのことです。頭皮のかぶれはさまざまな原因で起こりますが、最も多い原因は髪のカラーリング剤です。女性は髪を染めている人も多いため、そのぶん接触性皮膚炎が起こる人も多くいるといえます。

そのほかの原因としては、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しや、肌に合わない整髪料を使っているなどが考えられます。特に、皮膚が弱い人は接触性皮膚炎になりやすいといわれているので、髪を染める際や、すすぎの際は特に注意するようにしましょう。

また、たとえ皮膚が強くても、洗髪ですすぎが甘いとシャンプーやトリートメント、整髪料が頭皮や髪に残って接触性皮膚炎になる可能性があります。洗髪の際はしっかりとすすぐことを意識しましょう。

原因④乾燥(皮脂欠乏性皮膚炎)

頭皮の乾燥も頭皮荒れの原因です。そもそもなぜ頭皮が乾燥するのかというと、頭皮の表面を乾燥から守る皮脂がなんらかの理由で減少するためです。

頭皮の皮脂が減少する理由としては、洗髪のし過ぎや洗浄力の強過ぎるシャンプーを使用すること、冬の乾燥した空気などが挙げられます。頭皮をきれいに保ちたいがために、1日に数回以上洗髪する人がいますが、過剰な洗髪は頭皮に必要な皮脂まで取り去ってしまいます。また、洗浄力の強過ぎるシャンプーも必要以上に皮脂を洗い流してしまい、乾燥を引き起こしてしまうので注意しましょう。

頭皮がカサカサしてかゆいと感じたら、皮脂欠乏性皮膚炎の可能性が高いので、洗髪方法やシャンプーを見直したり、保湿力のあるシャンプーに変えたりして対策してみてください。

原因⑤アトピー性皮膚炎

頭皮以外も荒れやすいのであれば、アトピー性皮膚炎の可能性も。アトピー性皮膚炎とは生まれつき肌のバリア機能が弱いことで、肌が乾燥しやすくかゆみや湿疹につながりやすい疾患です。アトピー性皮膚炎が頭皮荒れの原因の場合、病院でアトピーの治療をする際に一緒に治療法を探すのがよいでしょう。

頭皮が荒れるとどんなトラブルが起きる?

頭皮の荒れは放置するとさまざまなトラブルに発展してしまいます。頭皮の荒れが原因で起きるトラブルにはどのようなものがあるのか、詳しく解説します。

  • 頭皮トラブル①フケ・かさぶた・かゆみが起こる
  • 頭皮トラブル②抜け毛を引き起こす

頭皮トラブル①フケ・かさぶた・かゆみが起きる

前述のように、頭皮の荒れの原因の一つには「乾燥」が挙げられます。頭皮が荒れたまま放置すると、フケやかさぶたができやすくなるのです。

また、頭皮が乾燥しているとかゆみも起こりやすくなります。かゆみのため爪でかくと、頭皮が傷つき、かさぶたができるのです。フケやかさぶたを放置してしまうと、頭皮環境が余計に悪化してしまう可能性があります。早めに改善しましょう。

頭皮トラブル②抜け毛を引き起こす

頭皮の荒れを放置すると、抜け毛や薄毛を引き起こします。頭皮は髪の土台です。髪が育つ土台である頭皮の状態が悪いと健康な髪は育ちません

一度でも抜け毛や薄毛になると、元通りに治すまで時間がかかります。そのため、頭皮の荒れは、抜け毛や薄毛が引き起こされる前に対策することが重要なのです。

女性の頭皮の荒れを改善・予防するには?

頭皮の荒れは放置すると、さらに深刻な頭皮トラブルにつながるので早急に改善する必要があります。頭皮の荒れの改善方法について詳しく解説します。

  • ひどい頭皮の荒れはまず病院・皮膚科で薬の処方を
  • 洗髪で頭皮もしっかり洗う
  • 使っているシャンプーを見直す

ひどい荒れはまず病院・皮膚科で薬の処方を

頭皮荒れがひどい状態であれば、まず皮膚科で診察を受けましょう。この場合、皮膚科を受診しましょう。

頭皮の荒れは、ひどいと病院で処方される薬を使わないと改善が難しい場合もあります。我慢できないかゆみがあったり、炎症がひどいと感じたりしたらまずは病院で診察を受けてみてください。

洗髪で頭皮もしっかり洗う

頭皮荒れの原因である脂漏性皮膚炎は、頭皮に古い皮膚や皮脂が残っていることが原因の病気です。そのため、洗髪の際に髪の毛だけではなく頭皮もきちんと洗うことが重要です。

頭皮をしっかり洗うには、洗髪のときに指の腹でしっかりと頭皮を揉むように洗ってください。ただし、頭皮をきれいにしたいがために爪を立てたり、強過ぎる力でゴシゴシとこすったりするのは頭皮を傷つけてしまうので、洗い方には注意しましょう。

使っているシャンプーを見直す

頭皮荒れの改善にはシャンプーを見直すことも重要です。シャンプーに含まれる成分が頭皮に合っていなかったり、洗浄力が強過ぎたりすると頭皮荒れを引き起こしてしまいます

まずは医師の診断を受けたうえで、今使っているシャンプーをチェックすることも大切です。

ひどい頭皮の荒れは医師による診察で原因を突き止めましょう!

頭皮の荒れは軽視して放置すると、抜け毛や薄毛につながります。頭皮が荒れているなと感じたら、すぐに原因を突き止めて対策を取ることが大切です。
対策方法としては洗髪方法やシャンプーの見直し、頭皮ケアが挙げられますが、ひどい場合には迷わず病院の皮膚科で診察を受けましょう。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

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FAQ記事

よくある質問

A.

女性の薄毛の原因はさまざまですが、主に加齢・女性ホルモンの減少・ストレス・副腎皮質ホルモンの減少などが挙げられます。いくつかの原因が重なって薄毛の症状が見られる場合もあります。女性の薄毛の場合は、ホルモンバランスの変化による脱毛も多いです。まず、病院で原因を詳しく調べてもらう事が、薄毛の原因を知るためには大切です。

A.

髪の毛はもともとケラチンとたんぱく質から成ります。過度のダイエットにより、毛や爪など皮膚の最外層を形成している角層の合成に不可欠な微量金属の、腸からの吸収ができなくなります。そうすると、毛は伸びない、爪も伸びず、薄くやわらかくなります。皮膚もカサカサになって、輝きがなくなります。上記のように、過度のダイエットで体内だけでなく髪にも栄養が行き渡らなくなり、その結果として抜け毛がおこり、髪が細くなる(薄毛になる)といった症状が現れる場合があります。

A.

妊娠中は出産準備のために分泌される女性ホルモンの影響で、成長期が終わるはずの髪の毛の寿命が長くなり、抜け毛が少なくなります。しかし、出産後はホルモンのバランスが急激に通常の状態に戻ります。そのため、寿命が延長されていた毛髪が突然休止期に入ることにより、一時的に抜け毛が多くなります。これは出産後約6ヶ月を過ぎると、徐々に回復していくようになります。

A.

遺伝的要素は誰にでもあります。実際に「薄毛」が遺伝するのではなく、「薄毛」になりやすい体質が遺伝し、その家系の生活習慣などが遺伝的要素として影響する(薄毛になる)と言われています。

A.

現在のところ円形脱毛症の原因ははっきりとしていません。原因としては、「自己免疫疾患」、「精神的ストレス」、「内分泌異常」、「遺伝的素因」等が考えられます。「自己免疫疾患」という説が有力ですが、精神的ストレスがきっかけの誘因になるのかもしれません。自己免疫は、外部からの侵入物を攻撃することにより、私達の身体を守っています。自己免疫疾患では、この免疫機能に何らかの異常が生じ、自己反応性の細胞や抗体が出現してきます。円形脱毛症においては、Tリンパ球が毛根を外敵と間違えて誤った攻撃命令を出すことによって起きるとされています。「T リンパ球」とは、体の中に侵入してきた有害な細菌やウィルスといった外敵を身体の細胞と区別して命令を出す細胞です。一度攻撃が始まってしまうと、多くの Tリンパ球が毛根に集まり激しい攻撃を繰り広げます。そのため毛根が破壊され、正常で元気な女性の髪の毛でさえ、突然抜け落ちてしまいます。

A.

育毛剤の使用や、パーマでボリュームを出したり、カラーリングなどで目立たなくする事は可能です。薄毛の場合は原因にもよりますが、加齢によるものや、ホルモンバランスの変化などは、円形脱毛症とは違いますから自然と治る事はまず無いと考えて、専門医師の受診をお勧めします。

A.

筋肉が凝って硬くなると、周辺の血液の流れが悪くなり髪に必要な栄養分がきちんと行き渡らなくなります。その結果、血行不良を起こし、薄毛や抜け毛をまねきますので軽い運動やストレッチで血行を良くするように心がけましょう。

A.

まずは加齢現象の一つと思ってください。髪の毛は毛球のなかにある毛乳頭細胞でつくられています。そのなかには髪の毛の色を決める色素細胞が含まれています。この色素細胞でつくられたメラニン色素が、毛の中に送り込まれ髪の毛に色がつきます。ところが、色素細胞の加齢現象により機能が低下し時には消失してしまいます。そうすると色素を持たない髪の毛が白髪になると言われています。

A.

パーマ、カラーリングともに、いくら技術が進歩したとはいえ髪にダメージを与えます。そして抜け毛の原因となるのが、パーマ液や毛染め剤が頭皮にもたらす影響です。髪の傷み自体は抜け毛の直接の原因にはなりませんが、痛んだ頭皮が髪に悪影響を与え、抜け毛の原因につながることがあります。

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