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【 毛髪診断士監修 】髪が伸びるのが早いのはなぜ?女性の場合の原因と髪を健やかに伸ばす方法をご紹介

掲載日:2020.02.18 更新日:2022.08.22

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

北浦 優平 (きたうら ゆうへい)

2018年アンファー株式会社商品開発課に中途社員として入社。
これまでの経歴としては美容師/美容商品の営業などを経験。
そんな経験を活かし入社後担当したブランドは
男性商品となる「スカルプDブランド」や新規ブランド「DISM」の立ち上げ、
また「スカルプD オーガニックブランド」を担当。
現在は女性商品となる「スカルプDボーテブランド」の商品開発を担当。

髪が早く伸びるのは頭皮が健康な証拠

髪が早く伸びるように感じることはありませんか。髪が伸びるのが早く感じるのは、髪や頭皮が健康である証拠です。ここでは髪の成長を妨げず、髪が早く伸びる理由や髪を成長させるための方法について説明します。髪を早く伸ばしたい方はぜひご参考にしてください。

髪が伸びる一般的なスピード

髪は1日に0.3mm〜0.4mm伸びるのが一般的です。健全に成長している場合、髪は1ヶ月で大体1cm伸びます。つまり、3ヶ月前に髪を切った場合には、それから3cmほど伸びた、という目安で考えることができます。

ただし、この数値はあくまでも一般的な目安です。髪が伸びるスピードには、当然個人差があります。髪が伸びるのが遅くても心配しすぎることはありません。

髪が伸びるのが早い理由

髪が伸びるのが早いと「ヘアカットが大変」と思うかもしれませんが、実は頭皮環境がよい証拠でもあります。髪が正常に伸びる理由としては、主に以下の3つが考えられます。

頭皮の血行がよい

髪の成長のためには頭皮の良好な血流が欠かせません。髪の成長には栄養と酸素が必要です。髪の成長が早いのは、栄養と酸素が頭皮へ十分に行き渡っている証拠なので、頭皮の血流がよいと考えられます。

よく眠れている

睡眠時に発生する成長ホルモンは、頭皮を含めた体全体を修復する働きを持っています。質の良い睡眠を取れば取るほど、成長ホルモンの分泌が促され、髪は健やかに伸びていくのです。

ストレスを抱えていない

ストレスによる肉体的・精神的な疲れから生じる血行悪化は、抜け毛を引き起こす一因です。また、ストレスによって自律神経が乱れると、不眠になり、髪の成長が阻害され、ヘアサイクルも狂います。

なお、女性の方が男性に比べ、髪が伸びるのが早いと言われています。しかし、女性ホルモンと髪が伸びる早さとの相関性は、今のところ見つかっていないのが実情です。女性ホルモンであるエストロゲンは、髪を強く、しなやかに保つ働きがあります。そのエストロゲンにより髪が美しくなるということは考えられますが、女性ホルモンが分泌されることで髪が早く伸びるということはありません。

髪が伸びるメカニズム

頭皮には毛細血管と呼ばれる、細く小さな血管が数多く張り巡らされています。この毛細血管が毛乳頭という、毛根にある細胞に栄養や酸素を届けます。そして、その栄養や酸素を使って、毛母細胞が細胞分裂し、髪の面積が増えていきます。増えた細胞の部分は水分が減って角化していき、この角化した部分が新しい髪として伸びた部分となります。

つまり髪を伸ばすためには、まず毛乳頭に栄養や酸素を十分に供給できるだけの良好な血行が大切です。

髪が伸びる周期

成長期 2〜6年 髪が伸び続けていく期間
退行期 2〜3週間 髪が成長せず抜けるための準備期間
休止期 2〜3ヶ月 髪が抜け落ち、生えてこない期間

髪が伸びるヘアサイクルは成長期・退行期・休止期の3つに分けられます。髪を伸ばすには、成長期をできるだけ長くすることが大切です。頭皮環境が整っていれば、その分髪が頭皮にとどまる期間も長くすることができ、最長で6年も髪を伸ばし続けることも可能です。成長期・退行期・休止期のヘアサイクルを整え、成長期の間に髪を正常に育てることが大切です。

髪を正常に成長させる方法

前述したように、髪が成長するメカニズムで最も大切なことは頭皮の良好な血行です。ここでは、髪をきちんと成長させることにもつながる、頭皮の血行をよくする方法をご紹介します。

頭皮をマッサージする

頭皮マッサージは頭皮の血行をよくする効果があります。ただし、頭皮はとてもデリケートです。頭皮をマッサージする時は指の腹を使いましょう。爪を立てて、頭皮に傷が付くと、痛みが生じたり、乾燥したりしてしまいます。自分で上手くできない場合には、ヘアサロンやスパなどで、プロによるスカルプマッサージを受けると、気分もリラックスするのでおすすめです。

適度な運動や入浴をする

適度な運動や入浴によって汗をかき、代謝をあげることで全身の血行がよくなります。また、血行改善には、瞬発的な筋力トレーニングよりも有酸素運動がおすすめです。有酸素運動とは、長時間継続することができる軽い運動のことで、ウォーキングや水泳、ジョギングやサイクリングなどがあります。

禁煙・禁酒する

喫煙・飲酒を控えることは髪を伸ばすために大切です。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させる働きがあり、頭皮の血行が阻害されます。また、飲酒後のアルコールの分解には大量の酸素を必要とするため、頭皮への酸素の供給が妨げられてしまいます。

質のよい睡眠を確保する

髪を伸ばすためには、質のよい十分な睡眠が不可欠です。寝ている時には、頭と心臓の高さが同じになるため、頭皮への血流がよくなります。髪の成長を促す成長ホルモンが活発に分泌される、夜の22時〜2時の間は寝ているように心がけましょう。

髪の成長を促す栄養素を摂る

髪の成長には、ミネラルやたんぱく質が欠かせません。特に亜鉛は髪に栄養を送る働きをするので、効率よく吸収できるよう、ビタミンB群と同時に摂取をすることがおすすめです。肉類、魚介類、海藻などにも、ミネラルやたんぱく質が豊富に含まれています。また、栄養を吸収しやすくするため、腸内環境も整えましょう。

ストレスを溜めない

「ストレスを感じないようにする」ということは難しいため、ストレスを溜め込まないように、その都度解消するように心がけましょう。しかし、ストレス解消の方法として、暴飲暴食や過剰なアルコールの摂取をしてしまうと逆効果です。ヨガやスポーツなど運動によって、気分をリフレッシュさせたり、寝具にこだわって、睡眠の質を向上させたりするのがおすすめです。

髪の成長には健康的な生活が必要不可欠

髪が伸びる一般的なスピード

一般的に、人は1日で0.3mm〜0.4mm、1ヶ月で1cmほど髪が伸びます。季節や年齢、個人によって髪が伸びるスピードは変化します。

髪が伸びるのが早い理由

髪が伸びるのが早い理由には主に頭皮の血行や環境が良かったり、長時間の睡眠時間が確保できていたり、ストレスがないことがあげられます。髪が伸びるのが早いのは、決して悪いことではなく頭皮環境が良好な証拠です。

髪が伸びるメカニズム

頭皮の毛細血管が栄養や酸素を毛乳頭に運び、毛母細胞が分裂することで髪が成長します。このメカニズムは毛周期と言われ、段階ごとに「成長期」「退行期」「休止期」の3つに分けられます。

髪を正常に成長させる方法

髪の成長は頭皮をマッサージしたり、生活習慣を改善することで期待できます。いずれの方法も頭皮の血行を促進し、頭皮の環境を良好に保つことに役立ちます。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

北浦 優平 (きたうら ゆうへい)

2018年アンファー株式会社商品開発課に中途社員として入社。
これまでの経歴としては美容師/美容商品の営業などを経験。
そんな経験を活かし入社後担当したブランドは
男性商品となる「スカルプDブランド」や新規ブランド「DISM」の立ち上げ、
また「スカルプD オーガニックブランド」を担当。
現在は女性商品となる「スカルプDボーテブランド」の商品開発を担当。

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